スキルアップするサイクルとは

自己肯定感を高めることは、とても大切なことです。
なぜなら、自己肯定感を高めることによって行動することができるからです。
そもそも自己肯定感とは何なのでしょうか。
これは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。
簡単に言うと、自分の存在や価値を肯定的に受け止められる感覚のことです。
自己肯定感が高いと感情が安定し、人生で起きるさまざまなことをポジティブにとらえられます。
ポジティブに捉えることができると、自信が持てて行動につながります。
反対に自己肯定感の低い人は「自分なんてダメだ」という感覚にとらわれ、ネガティブな感情になりがちになってしまいます。
よく言われるように私たち日本人は諸外国の人に比べ、自己肯定感が低い傾向にあるのも事実です。

何かを成し遂げたり、上達させるためには、挑戦することが大切です。
どうしたら挑戦できるかと言うと、やはり行動あるのみです。
言うまでもありませんが、行動しないと現状維持のままです。
前から挑戦することの大切さはブログでもお伝えしておりますが、これからは人生100年時代となり、テクノロジーや制度等のさまざまな変化が起きてくるでしょう。
変化に対応し生き残っていくため、何かを上達させるためには挑戦あるのみだと思います。
詳しい挑戦についての内容はこちらのブログもご参照いただけると幸いです。

そして、挑戦して結果を得ることが大切です。
せっかく行動して挑戦するのであれば、誰も結果は欲しいものだと思います。
結果はうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
全てうまくいくことなんてほぼありません。
ちょっと挑戦して、うまくいくことなんてそもそもレアケースです。
例えうまくいかなかったとしても、その失敗を得られるだけでもとても価値があることだと思います。
うまくいかなければ、うまくいかなかった原因を分析して、またトライしてみればいいのです。
何より失敗を受け入れることが大切です。
失敗は誰もが嫌うものですが、そういった経験が次に必ず役に立つと信じて、何度もトライみると良いでしょう。
コミュニケーションスキルも同様です。
うまくいかないことも多々あるかもしれませんが、そういったことが経験として少しずつスキルアップしていくのです。

何度も何度も失敗を繰り返し、挑戦していくことでちょっとうまくいった成功体験を得ることができます。
このちょっとの成功体験を大切にするべきです。
ちょっとの成功体験の積み重ねが、のちのちの大きな成果、上達へとつながっていくからです。
プレゼンテーション等の人前で話すことも同様です。
私もそうでしたが、プレゼンテーションのときに失敗した経験を思い出してしまうことがよくありました。
いわゆるトラウマというものです。
しかし、「今日は緊張したけど何とか話ができたな」とか「自分の中でうまく話せたかな」という体験を積み重ねることによって自信につながり、気持ちの持ち方に変化が出てきました。
失敗したときのトラウマを忘れることは難しいかもしれませんが、成功体験を積み重ねることによってスキルアップに必ずつながります。
そして成功体験を得ることで、自己肯定感もさらに高まります。

今回はスキルアップするサイクルついて記載しました。
冒頭でも記載しましたが、このサイクルはあらゆることに当てはまると思います。
まずは自己肯定感を少しでも高めることができれば、歯車のように、全てのサイクルが動き始めることでしょう。
是非、スキルアップを考える参考にしていただければ幸いです。
「自己肯定感を高めること」→「挑戦すること」→「結果を得ること」→「成功体験を得ること」をループ状に繰り返しして、スキルアップしていきましょう。